ZEBへの取り組み Net Zero Energy Building

持続可能な社会へ向けた次世代建築。
興盛工業所のZEBへの取り組みをご紹介します。

ZEBとは

ZEB(ゼブ:Net Zero Energy Building)は、省エネルギー技術や再生可能エネルギーの活用により、建物の年間エネルギー消費量を実質的にゼロにすることを目指した建築物のことを意味します。具体的には、断熱性能の向上、エネルギー効率の高い設備の導入、自然エネルギーの利用(太陽光発電や風力発電など)を組み合わせて、年間エネルギーの収支ゼロを目指します。
ZEBの実現は、地球温暖化対策やエネルギーコストの削減に貢献するだけでなく、快適で持続可能な生活環境を提供する点でも注目されています。多くの国では、ZEBの普及を促進するための政策や基準が設けられており、今後もますます重要性が高まると期待されています。

自然エネルギーを活用した新社屋

株式会社興盛工業所(本社:宮城県仙台市宮城野区日の出町1丁目1-35 、代表取締役:小林 照和) は、宮城県仙台市泉区泉中央2丁目19-1に新築移転することとしており、2024年4月より建築着工いたしました。2025年3月に竣工、4月より新社屋での業務開始を予定しています。

新社屋の特徴は、高性能断熱材や遮熱窓、水冷式空調システム、LED照明などによる省エネルギーに加え、太陽光発電と地中熱利用による再生可能エネルギーを活用した災害時でも電力を確保できる創エネルギー技術を導入することで、ZEB基準を達成しています。また、自然エネルギーを最大限に活用するパッシブデザインを採用し、東西軸に伸びた建物形状やダブルコア設計によって日射負荷やエネルギー消費を抑制しています。さらに、スマートウェルネスオフィスを考慮した室内環境やカーボンニュートラルへの取り組み、SDGsに基づく持続可能な社会の実現を目指した設計が施され、社員はもちろん来客者も心から健康で、快適に働くことのできる環境を目指しています。

新社屋のコンセプト

「自然と人間の共生」〜人にやさしく、自然と共に働き、共に学べる空間と環境〜

私たちは、「環境・安心分野で究極の”ゼロ”を目指す」を目標に掲げています。
特にアクティブ分野では、「設備機器から排出されるCO2の排出”ゼロ”」という目標を掲げ、2035年までに機械設備でのカーボンニュートラルを目指す取組を実施します。
目標に向け、再生可能エネルギー・高効率システム・BEMSを積極的に導入し、省エネルギーの徹底と「快適な環境」を図りつつ、究極の”ゼロ”を目指します。

建築の概要

  • 建物名称 : KS事務所
  • 建築場所 : 仙台市泉区泉中央二丁目19-1
  • 用途地域 : 第二種住宅地域・第三種高度地区
  • 主要用途 : 事務所
  • 敷地面積 : 2,479.63㎡
  • 延べ床面積: 1,549.75㎡

弊社のコンサルティング業務内容

1

建物全体のエネルギー消費を最小化し、ZEB基準を満たすソリューションを積極的に提案します。

2

空調設備と再生可能エネルギーを連携させ、エネルギー自給自足に向けた技術的な取り組みを推進します。

3

設計段階から建築家やエンジニアと密接に連携し、空調設備が建物全体のエネルギー効率向上に貢献するようなコンサル業務を行います。

4

持続可能な社会の実現を目指し、ZEB化を促進するための情報提供やコンサルティングを行い、顧客と地域社会に貢献します。

5

自社社屋で行った補助金申請や「ZEB」建築のノウハウを生かし、具体的なZEB化への提案や補助金活用の提案・アドバイスをします。

2025年度のZEB受注目標 

2025年度に自社が受注するコンサルティング業務のうち、ZEBが占める割合を50%以上とする ことを目標に取り組んでおります。

受注実績(ZEB対応物件)

延床面積コンサルティング
300㎡未満0件
2000㎡未満0件
2000㎡以上0件

ZEBに関する相談窓口 

電話:022-236-3511(代表)
E-mail:zeb@koseikogyo.co.jp