つなぐ、仕事。
パイプをつなぎ、建物内に空気と水を循環させる。
それは、建物に対する施主様の願いと現場のスペシャリスト達の思いをつなぐ仕事でもあります。
そんな施工管理者の仕事内容を見てみましょう。
打ち合わせ
建物のここにはこんな快適さがほしい、ここの工事はこんな段取りでいきたい…等々、施主様の要望や建築会社の指示を「空調・衛生設備工事の窓口」としてヒアリングします。また、現場の職人さんたちの声を届けるのも重要な役割のひとつです。しっかりと聞き、きちんと伝える。調整力と交渉力で円滑な現場運営に努めます。
図面作成
設計した図面をもとに空調設備や衛生設備の施工図面を作成します。壁の中や天井裏、床下など、限られたスペースにいかに上手に納めるか…が腕の見せどころ。メンテナンス性も重要な設計ポイントです。新人は、先輩が作成した図面に現場での微調整等を反映させるところからスタートします。
工程管理
私たちの仕事はとにかく「段取り」が重要。発注した資材をトラックで搬入するタイミングは? この工程の作業期間はいつからいつまで? 職人さんたちはいつ入ればいい?…等々、常に一歩先を考えることで無理・無駄のない工程管理に努めます。こうした段取りを自分で組めるようになったら一人前です。
施工管理
工事が計画通りに進んだということは、安全と品質がしっかり守られたということ。そのためには、現場でのコミュニケーションが何よりも大切です。ちょっとした声掛けが大きな事故を防ぐこともあれば、 職人さんから学びを得て、現場の改善や作業をスムーズにすすめるヒントをいただくこともあります 。
竣工
工事職にとって竣工は大きな達成感と喜びに包まれる瞬間です。それは、ゼロから作り上げた空間が、たくさんの人が快適な時間を過ごす建物として誕生する瞬間でもあります。自分が関わった建物が、ひとつまたひとつと地域に増えていく。
それこそが私たちのキャリア。その後も点検やメンテナンス等で大切に守り続けていきます。
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