個々のお客さまにとっての「ベスト」を
総合的にデザインして提案。
システムソリューション部 二田知夏 / 平成29年入社
解決策としてシステムを提案するのが私の仕事。
改善ポイントを見つける鍵は現地調査に。
私が所属するシステムソリューション部では、お客さまから直接工事を請け負うことで、困りごとや不安に対する解決策(ソリューション)として空調・衛生システムを構築しています。仕事の流れとしては、要望をヒアリングして全体像をつかむのが最初のステップとなります。ほとんどの依頼がリニューアル工事のため、設備の老朽化(空調の効きが悪い、水流が弱い、異臭がする等)を問題視されるお客さまが多いのですが、実際にはそれ以外にもいろいろなところに改善ポイントが潜んでいます。
隠れた改善ポイントを見つけるのが現地調査。ソリューション提案ではもっとも重要なステップといえます。例えば月々の水道使用量と受水槽のサイズを照らし合わせてみれば、小さな受水槽にリニューアルすることで、場所を取らず、水道料金も節約できるコンパクトなシステムに再構築できることが判ったりします。
システムの適切なサイズ・能力を見極め、
リニューアルで省エネを実現。
新築物件は各種のキャパシティに余裕を持たせて設計することもあり、空調・衛生設備も必要以上の能力が備わっているケースがあります。リニューアルによってこれらを最適化することは、お客さまにとってはもちろんのこと、地域全体としても大きな省エネ効果が見込まれます。また、システムを構成する機械装置も新築当時からすればかなり高性能化や小型化が進んでいるので、最新の機材を上手に取り入れてコーディネートするのも私たちの大切な仕事のひとつです。加えて、当社はメーカー等の系列に縛られず、お客さまの要望や事情に適した機材を自由に選定できるのも強みです。
このように、個々のお客さまにとっての「ベスト」を総合的にデザインして提案するのが私たちの仕事であり、やりがいや手応えもそこにあると感じています。また「すぐ暖まるようになった!」とか、「水道代が安くなった!」とか、お客さまの評価を直接聞けるところも、仕事上のモチベーションにつながっています。
建築全般に関する知識・ノウハウを修得し、
仕事の幅とスケールを広げていきたい。
システムソリューション部では、空調・衛生設備だけでなく内装などの建築工事も直接請け負うことがあるので、設計の段階から建築全般に関する知識とノウハウが必要となります。入社3年目の私の課題として、今後はそうした「幅」を強化することで、さらにスケールの大きな仕事に挑戦していきたいと考えています。また、ベテランの先輩や上司の仕事を見ていると、お客さまからニーズを聞き出す力や解りやすく説明する力など、コミュニケーションの面でも「さすが…」と思うことが多いので、そのあたりも伸ばしていきたいですね。
職場としての「興盛工業所」に関していうと、家族的な雰囲気のなかで守られ、また育ててもらっているなと強く実感しています。就活生の皆さんも、会社説明会や職場訪問、面接といった場面では、あまり堅苦しくない打ち解けた雰囲気を感じてもらえると思います。それから、私は近ごろ結婚したのですが、家庭を持っても長く働けるところは、あらためて大きな安心材料になっています。
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